Precision System Science

PSSつくばラボラトリー

レクチンマイクロアレイ糖鎖解析受託サービス

レクチンマイクロアレイ解析について

レクチンマイクロアレイ(Lectin MicroArray:LMA)解析は、レクチンと呼ばれる糖結合性タンパク質をアレイ状に配置したLecChip®を利用し、レクチンの結合パターンから糖鎖構造を推測する技術です。

疾患に伴う糖鎖変化の検出やサンプル間の糖鎖構造の差異検出など、比較解析に優れています。

非常に高感度なため、ngオーダーのサンプル取り扱いが可能です。

特異性の異なる45種のレクチンを利用したLMA解析の概要

取り扱い可能な検体例
  • 細胞、細胞膜タンパク質、培養上清
  • 精製タンパク質、抗体医薬品
  • エクソソーム
  • 組織切片
  • 血清、血漿、尿
  • ウイルス粒子
蛍光標識済み
糖タンパク質
アレイ上で反応
測定
(画像取得・数値化)
糖鎖プロファイリング解析
  • N-結合型、O-結合型糖鎖構造の予測
  • 対照群での比較糖鎖解析

研究機関向け糖鎖解析受託サービス

この度PSSつくばラボラトリーにて研究機関向けにレクチンマイクロアレイの糖鎖解析受託サービスを開始いたしました。

お問い合わせ~納品までのフロー

解析結果は検体受取後、30営業日以内に電子メールでご案内いたします。

検体の準備・送付方法等の詳細はお問い合わせください。

レクチンマイクロアレイを使用した糖鎖解析応用例

バイオマーカー探索

疾患で何か糖鎖変化が起こっているのでは?
そんな時は、まずLMAをご利用ください!
検体例:
細胞、培養上清、組織切片、血清、尿、内在性標的タンパク質

バイオ医薬品や原料の品質管理

バイオ医薬品の製造工程を効率よく開発したい
質量分析の前に全体像を見たい
O-結合型糖鎖の有無も知りたい
そんな時は、LMAをお試しください!
検体例:
細胞、培養上清、組織切片、血清、尿、内在性標的タンパク質

高次構造や機能を維持した状態での糖鎖解析

糖鎖を切り出すことなく丸ごと解析したい
機能を維持した状態で解析したい
そんな時もLMAの出番です!
検体例:
エクソソーム、生細胞、ウイルス粒子