今年の第36回日本分子生物学会年会は、2013年12月3日(火)から6日までの4日間の会期にて、90を超える講演・シンポジウム・セミナー開催と、約3,500のポスター発表が多岐分野にわたって行われました。そこでは、バイオ領域の研究者、学生を中心に多数が参加し、最先端の研究報告、情報交換の場となっていました。また、今回は展示会場での学会員によるJAZZの生演奏や、サイエンスアートといった新しい試みも見られました。
PSSのブースでは、製品として汎用遺伝子前処理装置の「SX-8GC」と開発品として低価格の遺伝子抽出を目指している「magLEAD12bC(小容量用)/5bL(大容量用)を出展したところ、大変興味深い問い合わせや数々の貴重な営業情報から、iPS細胞のノーベル賞受賞後に益々拡大しつつある基礎/臨床研究における「研究ツールの高度化による研究作業の自動化ニーズ」を肌で感じる事ができました。更には、臨床研究についてもここ数年、盛んに議論・発表されている本学会に参加する事により、PSSが今後本格的に臨床市場(医療診断) 分野に参入してゆく上での情報収集や意見交換といった場として大変有意義な活動を行う事ができました。