LecChip 45-uni

タンパク質の糖鎖構造を
解析するための研究用試薬
レクチンマイクロアレイ

製品仕様変更のお知らせ

本製品LecChip 45-uniの仕様を変更することとなりました。詳細は「LecChip 45-uniの製品仕様変更のお知らせ」をご覧ください。

概要

レクチンマイクロアレイは、糖鎖を特異的に認識するタンパク質として知られるレクチン群をガラス基板の上でアレイ状に配置した研究用試薬です。

蛍光標識した糖タンパク質をレクチンマイクロアレイ上で反応させることにより、糖タンパク質とレクチンの結合パターンから測定分子の糖鎖構造の変化を予測します。

エバネッセント波励起蛍光スキャナーを使用することで、結合した分子を洗浄操作なしで選択的に検出することが可能です。特に、相互作用が弱い糖鎖解析用研究ツールとして有効です。

LecChip 45-uni内のスポットポジション

特長

POINT1
N型・O型糖鎖を同時に解析可能! 糖鎖指向性の異なるレクチンが末端構造や分岐の違いを見分けて糖鎖修飾の特徴を抽出します
POINT2
構造異性体を判別
質量分析では見分けられない
α結合、β結合の違いを
区別します
POINT3
高感度!
標準的な精製タンパク質の場合
0.5~5ngで解析します
※糖鎖修飾の状況に依存します
POINT4
簡便!
煩雑な検体の前処理が不要で、Cy3標識など一般的な実験室レベルのサンプル調整で解析可能です
POINT5
生体内で機能する状態で検出
糖鎖を切り出すことなく丸ごと解析できるため、生体内における周囲との相互作用を推測できます
POINT6
解析対象は多種多様!
  • 細胞、培養上清
  • エクソソーム
  • 組織、血液、尿
  • 精製タンパク質
  • ウイルス、細菌

使用例

全糖タンパク質の糖鎖を検出する直接法 測定分子の抗体を用いた間接法 (抗体オーバーレイ法)

応用例

酵素処理によるトランスフェリン末端糖鎖の切断とそれに伴うレクチンシグナルの変化

仕様

製品名 LecChip 45-uni
ウェル数 7
スポット
ポジション
ポジションM:4スポット
ポジション1~45:各3スポット
1ウェルあたりの
処理可能な液量
60~100μL/ウェル
保管・輸送条件 冷凍品

注文情報

製品名 LecChip 45-uni
製品番号 E3100
最小販売単位 1枚
価格(税抜) \66,000

参考文献

Kuno A, Uchiyama N, Koseki-Kuno S, Ebe Y, Takashima S, Yamada M, et al. Evanescent-field
fluorescence-assisted lectin microarray: a new strategy for glycan profiling. Nat Methods 2005;2:851-6.

  • このページに記載してあります製品の性能および仕様、外観等は改良のため予告なく変更することがありますのでご了承ください。
  • このページに記載してあります価格には消費税は含まれておりません。
  • このページに記載してあります価格は日本国内に限ります。

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