6月7日(木)に第6回社内セミナーを開催しました。
今回のセミナーには、九州大学農学部農学研究院生命機能科学部門生物機能分子化学講座蛋白質化学工学研究室教授の石野良純先生をお招きし、「遺伝子工学技術 ~その30年の進歩~」というテーマでご講演頂きました。
セミナーでは、遺伝子操作技術の進歩についてお話頂きました。特に、先生が発見されたCRISPR(clustered regularly interspaced short palindromic repeats) と呼ばれる繰り返し配列の発見と、その分子機構を利用したゲノム上の狙った特定の位置で切断する技術について拝聴できたことは、PSSの社員にとって最新の遺伝子編集技術の発見と応用までの軌跡を知る、貴重な機会となりました。
先生のご講演を受けて、PSS 社員からは、CRISPRについて活発な質疑応答が行われました。
PSSとしては、バイオシステムインテグレーターとして先端技術の研究、および研究成果の実用化をできるよう、邁進してまいります。