本学会は全国より病院・検査センターなど医療機関で臨床病理検査に従事されている病理医や病理検査技師・細胞診断士が参加する国内でも有数の学会となり、参加者数は4,000名を超える規模にて開催されました。
昨今のがんゲノム医療及び病理分子診断への関心の高まりから、PSSは病理分子診断の検査現場で用いられる対象サンプル、FFPE(ホルマリン固定パラフィン包理)や細胞診サンプルからクオリティーの高いDNA/RNAを抽出可能なシステムとして全自動核酸抽出システムをPRさせて頂きました。又、学会シンポジウムの中で全国でも大変高名なKey Opinion Leaderの先生に上記システムを使用した遺伝子染色体検査への細胞診の応用としてご講演頂きました。
本学会での展示や先生方との情報交換の中で、病理分子診断(次世代シーケンサーやリアルタイムPCR等を用いた解析・診断)において診断前の検体採取条件や検体保管方法や取扱い方法等、いわゆるプレアナリシス(解析前条件)の重要性について多くのフォーカスがされている事を実感する事が出来ました。今後、煩雑な手技を必要とせず、病理分子診断に求められる核酸のクオリティーを担保出来る自動化装置はより一層求められると肌で感じております。
会期中、弊社ブースをご訪問頂いた方々には、様々なご意見・ご感想を頂きました事、この場をお借りし改めて御礼申し上げます。
出展品:全自動核酸抽出装置 magLEAD 6gC