昨年(2023年)PSS事業報告をさせていただく機会では、COVID-19対策の4年間を中心に据えて、PSS事業の歴史をHOP (magLEAD:DNA抽出期)、
STEP (geneLEAD:PCR自動化/新型コロナウィルス対策期)、そしてJUMP (多様なバイオシステム構想期) としてご説明してまいりました。
2024年は、そのJUMP構想のいくつかを完成して、当面RUO (研究開発用機器、試薬) にて上市する計画です。
HOP、STEPで培ったDNAタンパク等の抽出・測定技術や COVID-19 対策としてワールドワイドに使われた geneLEAD の2,000台を超える病院
納入実績は、必ずや新たな分野に道を拓くことができるものと確信しています。
- 京都大学と共同研究を行っている癌細胞・免疫細胞の自動抽出システム
- 産総研と共同開発した糖鎖自動解析システム
- パンデミックにも有効な、高速・ハイスループットPCRシステム
等が本年の具体的テーマとなります。
いずれのテーマも最新医療の研究・診断・治療に繋がるもので、その自動化は重要であり、注目を集めるものと期待できます。
PSSはJUMP構想の実現により、社会貢献、事業拡大を果たし、日本から世界への発信にも全力を上げて取り組む所存です。
是非、ご注視いただき、今後とも何卒相変わらずのご支援を賜りたくお願いすると共に、皆様のご健康、ご幸運を祈念申し上げます。
2024年1月5日