プレスリリース

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2013年02月01日

業績予想の修正に関するお知らせ

 最近の業績動向等を踏まえ、平成24年8月14日公表した業績予想を下記のとおり修正いたします。

1.連結業績予想の修正について

(1)平成25年6月期第2四半期(累計)連結業績予想の修正(平成24年7月1日~平成24年12月31日)
(単位:百万円)

売上高

営業利益

経常利益

四半期

純利益

1株当たり

四半期純利益

前回発表予想(A)

1,950

25

15

7

76円70銭

今回修正予想(B)

1,947

△121

△86

△154

△1,687円49銭

増減額(B-A)

△3

△146

△101

△161

 

増減率(%)

△0.2%

-%

-%

-%

 

(参考)前期第2四半期実績

平成24年6月期第2四半期

1,722

△49

△79

△95

△1,044円45銭

(2)平成25年6月期通期連結業績予想の修正(平成24年7月1日~平成25年6月30日)
                                                                     (単位:百万円)

売上高

営業利益

経常利益

当期純利益

1株当たり

当期純利益

前回発表予想(A)

4,100

50

30

15

164円37銭

今回修正予想(B)

4,100

△110

△60

△130

△1,424円50銭

増減額(B-A)

△160

△90

△145

 

増減率(%)

-%

-%

-%

-%

 

(参考)前期実績

平成24年6月期

3,520

△136

△173

△189

△2,071円64銭

2. 連結業績予想の修正理由

 売上高の予想に関しましては、第2四半期連結累計期間および通期のいずれにおいても、ほぼ当初予想からの変更はありません。

 一方、営業利益などの各利益予想は、第2四半期以降の回復を見込んでおりますが、第1四半期で計上した赤字金額(営業損失198百万円、経常損失203百万円、四半期純損失193百万円)が大きく、黒字化するまでには至らない見通しとなりましたので、今般、上記のとおり業績予想の修正を行うものといたしました。

(1)第2四半期連結累計期間の業績予想

 当第2四半期連結累計期間は、(注①)新規OEM先であるディアソリン社向け分子診断装置の開発が終了し、量産機の出荷が開始された他、(注②)アボットグループ向け新製品開発も、売上高を確保しつつ順調な進捗となりました。ロシュグループについても、既存製品の順調な出荷に加え、(注③)12月には新たな領域に踏み出す開発契約の締結に至り、相応の手数料収入(当社が開発費を投じて、原理試作機の製作やデータ検証などを実施したことに対し、ロシュ社が手数料を支払うことに合意していただいたもの。)の確保に成功いたしました。

 こういった事業活動を中心として、売上高と利益の確保に努めた結果、当第2四半期連結累計期間は、売上高1,947百万円(当初予想比0.2%減)、営業損失121百万円(当初予想は営業利益25百万円)の見通しとなりました。営業損失は、第1四半期で計上した198百万円から大きな改善となる見通しであります。

 また、輸出割合が大きい当社にとって近時の円安傾向が好影響となり、為替差益37百万円の計上などから、経常損失は86百万円(当初予想は経常利益15百万円)の見通しとなりました。

 その他、法人税等調整額21百万円、少数株主利益33百万円などの計上により、四半期純損失は154百万円(当初予想は四半期純利益7百万円)の見通しとなりました。

(注)過去プレスリリース参照

①平成23年4月21日付「DiaSorin社とLAMP法による分子診断装置の開発契約を締結」

②平成24年3月26日付「アボットと開発契約を締結」

③平成24年12月21日付「Rocheと次世代シーケンサー向け全自動前処理装置の開発契約を締結」

(2)通期連結業績予想

 第3四半期以降、すでに契約済の上記案件の進捗に注力するとともに、更なる新規案件の獲得にも努める所存であります。また、第2四半期連結累計期間では、前年同期比で低調な推移となった主力OEM先である三菱化学メディエンス㈱やキアゲングループなどについても、十分に回復が見込めるものと考えております。そういった要因を考慮の上、第3四半期以降の売上予想の見直しを実施したところ、結果としては、売上高4,100百万円(当初予想から変更なし)となりました。

 営業利益などの各利益予想としては、第3-4四半期の期間損益は黒字化の見通しでありますが、第2四半期連結累計期間で計上された赤字額を吸収するまでには至らない見通しであり、営業損失110百万円(当初予想は営業利益50百万円)、経常損失60百万円(当初予想は経常利益30百万円)、当期純損失130百万円(当初予想は当期純利益15百万円)へと下方修正いたします。

 なお、第3四半期以降の為替の見通しは、1ユーロ=115円、1ドル=85円にて算定しております。近時、急激に円安が進行中でありますが、保守的な為替レートを採用し算定いたしました。

(3)今後の見通しについて

 今般、通期連結業績予想は赤字見通しとなりましたが、PSSグループの経営目標としては、当期の連結決算黒字化に向けて努力していく所存であります。

 また、現在進めている各種案件は、ワールドワイドに活躍する業界の大手企業との戦略的な製品開発であり、これまでの単純なDNA抽出から一歩踏み出し、遺伝子増幅を含めた自動化装置の領域となってきています。PSS自身の技術の幅を広げ、遺伝子診断・分子診断市場の広がりとともに、業績の向上を図っていきたいと考えております。

※業績予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。

以 上

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